本日はこちら!オクトパスのフロントデッキパッド「FRONT DECK III SCRUB TECH GRIP」をレビューします。
なぜフロントデッキパッドを貼ろうと思ったか
フロント用のデッキパッドはみなさん貼っていますか?
ここ最近は貼っている人も結構いますよね。
私のイメージですが、フロントデッキパッドはちょっと古いイメージがあって、昔、サーフィンを始めた頃、中古ボードにはフロントデッキパッドが貼られていて、なんかその頃はダサいというか抵抗があったんですよね。その感覚が今でもあって少しフロントデッキを貼ることに迷いがありました。
でも最近は色々なメーカーがかっこいいフロントデッキパッドを出していて、改めて良さが再認識されているのか、貼っている人が多い気もします。若いサーファーは抵抗ないのかもしれないですね。ちなみに今回フロントデッキパッドを貼ろうと思ったきっかけなんですが、ダブルダート仕様のカリフォルニアツインをゲットしたのがきっかけです。
このボードは、LOSTのマットメイヘムとマークリチャーズのコラボボードですでに有名なモデルとなっています。
このボードはダブルダートというフルカーボン仕様になっています。黒いこともあって熱を持ちやすく、海までの移動中とかちょっと休憩している時も日差しが強いととワックスが溶けてくる。
というわけで、フロントデッキを張って極力ワックスを塗る範囲を小さくしようと考えました。
オクトパス
今回選んだのがこちらのフロントデッキパッド、オクトパスの「FRONT DECK III SCRUB TECH GRIP」です。
オクトパスは2015年に立ち上がったまだ新しめのデッキパッドブランドで、エアリストとして有名なディオン・アジウス、チッパ・ウィルソン、ネイト・テイラーという三人のフリーサーファーによってカリフォルニアでスタートしました。
ボードに貼った感じ
どうでしょうか。ダブルダートのボードにすごくマッチしていると思います。
さてそれでは、使ってみての感想をお伝えします。あまり波のコンディションが良くなかったのですが、なんとか何本か乗れて、感触がわかりました。
結論から言うとすごく調子が良いです。グリップも問題なしだし、足裏の感覚も違和感なくサーフィンできました。ちなみに乾いている時は滑りそうだなと思っていたのですが、海に入ると全く滑ることはなく、力もしっかりボードに伝えられてむしろワックスよりも良いかも。
それともう一つ良い点としては、ほんのりとクッション性もあるので前足側のフットマークがつきにくいかもしれません。まだ使い始めたばかりなので絶対とは言い切れませんが。
でも確実に、エアーをやったり、踏み込みが強いサーファーさんにはお勧めだと思います。
一点だけ問題点が
問題点がいくつかありました。なにかというと、波待ちのときにボードに座っているとお尻のところが滑って少し安定しないです。
ウエットスーツの素材にもよるかもしれませんが、私のだとすこし滑る感覚がありました。
素足では滑らないのでライディング中は問題ないのですが、波待ちでウエットスーツのお尻部分が滑るんですよね。
それとウエットがジャージの場合はパドリングの時に胸の部分が若干滑るかもです。
ただズルズル滑ってパドルできないほどではないので、そこまで気にするほどではないです。
ちなみにパドリング中の擦れは気にならない感じです。まだ長時間サーフィンしていないのでなんとも言えないですが、ウエットがダメになる感じはしないです。
裸ではどうか?
それから裸でも使ってみましたが、これは辛いです。すぐ胸の先っぽが痛くなります。フロントデッキを貼ったボードはウェットスーツ必須です。
まとめ
トータル的にはすごく気に入りました。他のボードにもフロントデッキパッドを貼ってもいいかなとも思っています。
他のメーカーのも試してみたいですね。オクトパスのデッキパッドはかなり完成度が高くデザイン性も良いのでおすすめです。
ということで、今回はオクトパスのフロントデッキパッドFRONT DECK III SCRUB TECH GRIPのレビューでした。
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