ケリースレーターのフィンブランドのエンドルフィンですが、1年ほど使ってみてこのフィンの特性がわかってきたのでレビューを行いたいと思います。
ちなみにこのフィンはKS-1というモデルです。
素材やスペックあと構造については動画で紹介しています。その動画では水に浮くということで本当に浮くか試したりもしているのですが興味あればご視聴ください。
先日大磯の有名ポイントで1日エンドルフィンデイということで使い倒してきたのですが、このフィンについて、
1:ドライブ性能
2:回転性
3:安定性
3つのポイントで話をしようと思います。
ちなみにその日は違う特徴のボードを2本もって行きました。
それぞれ特製の違うボードで使ってみてどういうボードがマッチするかについても取り上げたいと思います。
1:ドライブ性能
これについてはそれほどドライブ性能は高くはない感じがしました。
ただ細かいトリミングがしやすくそれによって加速させることができます。
2:回転性
回転性はかなり良いです。フィンが軽いのもあって鋭いターンができます。波のトップでも抜けが良いため、ボードがスパッとかえる感じです。
ただこれは私にとってはデメリットで自分のタイミングよりかなり板の帰りが早く体が置いていかれる感じでバランスを崩しがちでした。
これは私の技量がついていけてないのが問題で、上手いサーファーさんなら問題なく鋭いアクションができるんではないでしょうか。
ケリースレーターはかなり際どいセクションで鋭いアクションを決めますが、まさにそういうサーフィンに向いてると思います。
3:安定性
フィンの素材が硬めでカチッとした乗り味になります。スピードに乗っている時はいいのですが
ターンの後半とかフラットなセクションでスピードが落ちるとふらつく感じがあります。
粘りが効かない感じというのでしょうか。
これも結局私の技量不足が原因だとは思います。
とにかく私にとっては、反応が良すぎるイメージです。
ちょっとした体重移動で反応するのでコントロールが繊細な感じもします。
というわけで、初めの頃ちょっと苦手意識があってあまりこのフィンは使ってなかったのですが、何度か使っているうちに、最近少し慣れてきてデメリットだった部分がメリットに感じられるようにもなってきました。
結局どんなギアでも何度も使って体でアジャストすることで馴染んでくる物だと思います。
最初ダメでもすぐに苦手ということで使うのをやめるのは勿体無いかもしれないですね。
どういうボードにマッチするか
それからどういうボードにマッチするかですが、パフォーマンス系のロッカー強め、コンケーブ深めのボードよりは、今回使ったネックベアード2のような小波向けのロッカー緩め、コンケーブもそれほど深くないボードの方がマッチしました。
これは私の個人的な感覚なのでみんながみんなそうだとは限らないです。
波のコンディションについてもある程度パワーがあって掘れてる波の方がいいかもしれないです。
ということで今回はケリースレーターが開発したエンドルフィンのレビューでした。
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