今回は、おすすめのサーフボード用のフィンを5つランキング形式でご紹介します。
私は現在40後半の一般サーファーです。そんな私ですがちょっとしたフィンマニアでして、これまで色々なフィンを使ってきました。
それで実際に使ってきて本当に調子が良くて気に入ったフィンを5つ選びました。
選んだフィンについてですが、最新モデルだけではなく少し前のモデルも含みます。ただあまりにも古いモデルは省いていて、今でも購入できるものを中心に選びました。
ちなみに、いくつかのポイントで点数つけて、ランキングしています。
つまりおすすめのフィントップ5と言ってもいいですね。
それとライディング映像も交えてそれぞれのフィンについての感想もお話しします。
ランキングのポイントについて
結構どのフィンも良いところがあります、アクション性を高めているものやスピードに重点を置いているものなどそれぞれに良さがあるため、ランキングするのは難しかったのですが、
あくまで私個人の感覚というか好みも入ったランキングなので、ちょっと違うなあと思うこともあるかもしれませんが、そこはご了承ください。
ということでどう言ったポイントで点数付けするかというと
- ドライブ性 (加速させやすいか)
- 回転性 (小回りが効くか)
- 安定性 (ホールドやグリップ力は)
- アクション性 (スライド、フィンの抜けのよさは)
これらのポイントを10点満点で点数をつけて総合点数の高い順にランキングしました。
それではまず第5位から行きます。
第5位:ケリースレーター開発 エンドルフィン KS-1
- ドライブ性:6点
- 回転性:7点
- 安定性:6点
- アクション性:9点
- トータル:28点
エンドルフィン KS-1は、ケリースレーターが開発した、水に浮いちゃうフィンです。
とにかく軽くてフィンの抜けが良いのが特徴で、トップアクションがしやすいフィンです。
エンドルフィン KS-1は、初めちょっと苦手であまり使わなかったのですが、何度か使っているうちに良さがじわじわと感じられるようになったフィンですね。
ちなみに、テールの幅が広くてロッカーが緩めのボードで使ったらアクション性が高まり良い感じでした。
エンドルフィン KS-1のドライブ性はそれほど悪くはないのですが、どちらかというとアクション重視かなあ。それと、ロッカー強めの細いパフォーマンスボードにつけると少し安定しない感じもありました。とはいえすごく良くできたフィンですね。
それからFCS2に対応してますが、ネジで止める形式なのも面白いです。
第4位:ミックファニング開発のMF TWIN+1
- ドライブ性:8
- 回転性:7
- 安定性:8
- アクション性:7
- トータル:30点
MF TWIN+1はミックファニングとFCS2のコラボで誕生したツインスタビです。
ハイブリッド系のボードや小波用のボードに特にマッチするフィンで、パワーレスな波でもスピードに乗ったサーフィンができちゃいます。
MF TWIN+1のドライブ性能に関しては、今回の5つのフィンの中でもトップクラスかもしれません。とにかくボトムでの伸びがすごいんですよ。ぎゅいーんっと加速します。
不思議と回転性も悪くはないですが、縦に当て込んでいくようなサーフィンには向いていないかな。
MF TWIN+1の強みの部分でもありますが、安定性が高く波のパワーがなくてもぐらつくことなくスピードに乗せることができます。
アクションに関しては波のトップでフィンを抜いたりバシバシ当て込むようなサーフィンには向いてなくてどちらかというとスピードに乗った大きなターンで繋いでいくサーフィンが向いています。
どういうボードにマッチするかについてですが、MF TWIN+1はモダンなツインフィッシュなどハイブリッド系のボードにおすすめで、センターフィンを付けずにツインセッティングもルースになって楽しめます。
第3位:フィリペトレド エアコアバージョン
- ドライブ性:8点
- 回転性:7点
- 安定性:9点
- アクション性:8点
- トータル:32点
フィリペトレドとコラボして開発されたフィンでエアコアという非常に軽い素材で作られています。
とにかくコントロール性が高くターンがスムーズになるフィンです。切れのある止まらないサーフィンを目指す方におすすめです。
フィリペトレドが開発に関わっているだけあって本当に加速がすごくて一気にスピードに乗せることができます。それと、掘れた大きめの波でかっ飛んでるときでも安定感があるので腰が引けることがなくなります。このフィンなら大丈夫という信頼感があるんですよね。
まさに掘れた大きめの波のときに使いたくなるフィンです
ちなみに、ボードはパフォーマンス系かパフォーマンスよりのオールラウンドボードがマッチするかな。
第2位:ネオグラス パフォーマー
- ドライブ性:8点
- 回転性:8点
- 安定性:9点
- アクション性:8点
- トータル:33点
いわゆるエッセンシャルシリーズと言われるシリーズのフィンで、しかもパフォーマーは最もベーシックなフィンです。
パフォーマーは、抜きん出た部分はないのですが、とにかく全てにおいて高い性能を持っていてトータルバランスに優れたフィンなんですよ。どんなボードでもどんな波質でもいつでも調子が良いです。
オンショアで波がボヨボヨしている時でもコントロールしやすいですし、小波や柔らかい波でも使いやすいです。一番使用頻度が高いフィンですね。
素材はネオグラス・エコです。適度なしなりがあり、粘りのあるターンができてボトムでの伸びが気持ち良く素晴らしいです。ターンしたときの伸びる感覚は本当に感動モノです。
ちなみにこのネオグラスはパフォーマンスコアとかエアコアバージョンのフィンと比べると若干重さはありますが、癖がなく誰でも扱いやすいです。
最適な波のコンディションについてですが、パフォーマーは本当にどんな波でもOKです。ボードもどんなボードにも合うと思います。
それからネオグラスエコシリーズは他のフィンと比べると金額が安いのも良い点ですね。コストパフォーマンスは最高です。
個人的にかなり気に入っているフィンです。
第1位:CI チャネルアイランズ
- ドライブ性:8点
- 回転性:9点
- 安定性:8点
- アクション性:10点
- トータル:35点
チャネルアイランズです。そしてリアクターファミリーに属するフィンです。
最初私はアルメリックのフィンと勘違いしていましたがこれはアルメリックAMではなくチャネルアイランズ CIです。
アルメリックはカーバーファミリーでこちらのチャネルアイランズのフィンはリアクターファミリーなので全く別物なんですよね。
チャネルアイランズは、とにかくアクション性能が高いフィンで、タイトなターンを可能にしてくれます。縦にバンバン当て込んだり、トリッキーなアクションをするサーファーに向いています。
ちなみに私は実はそんなにアクションをバシバシやるタイプではなくどちらかというと大きなターンで繋いでいくサーフィンが好きです。
それなのになぜチャネルアイランズのフィンが一番のお気に入りになったかというと、いつも入るポイントは腰腹以下のコンディションの時が多くて、ショルダーが張らない波が多いのですがこのフィンは回転性がすごくよいし、スピードも落ちないんですよ。ダンパー気味の早い波でも反応が良いのでテイクオフ直後にすぐハイラインに持って言ってパワーゾーンをキープしてスピードに乗せられたり、ボトムからトップへの駆け上がりが早く縦の動きが凄くやりやすいのもあって、いつもならワンアクションしかできないような波でも2アクションできたりといったかんじで、ホームポイントでのサーフィンがより楽しめるようになったんですよね。これが理由1つ目です。
それとチャネルアイランズのフィンを使うまではできなかったような板をスパッと返すトップターンができたり、まあ今まで大きいターンでつなぐサーフィンメインだった自分のサーフィンスタイルに、新たな可能性を感じさせてくれたんですよね。これが理由その2。
ちなみに、チャネルアイランズのフィンは小波向けなのかというとそういうわけでもなく大きめの波のときはターンの切れが良くてアクションがしやすいので、自分がうまくなった感覚になります。
上級者のサーファーさんが使うとかなりキレキレのアクションを1本の波で何度も入れられるんじゃないでしょうか。
ちなみに、どういうボードにマッチするかというと小波向けパフォーマンスボードとかパフォーマンス寄りのオールラウンドボードが合うと思います。特にテール幅広めがマッチするかな。
私はネックベアード2につけることが多いのですがかなり調子が良いです。
ということで第1位はチャネルアイランズのフィンでした。
まとめるとこのフィンは回転性がよくキビキビと反応してくれて自分の思った通りのラインを取りやすく、切れがあるフィンです。
まとめ
おすすめフィンランキングは、今後も定期的に更新しようかなとも思っています。メインボードが入れ替わったときなどはランキングも変わりそうですしね。
ちなみに、みなさんはお気に入りのフィンはありますか?フィンを変えると割と乗り味変わったりして同じボードでも楽しみが倍増するのでフィンを変えてみるのもおすすめです。
それでは今回はおすすめのフィン5選ということでランキング形式でお届けしました。
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