今回はツインスタビの定番、MRツインスタビ(マーク・リチャーズツイン+スタビライザーフィン)を徹底レビューしていきたいと思います。しかもコスパが最高のネオグラスエコバージョンです。
こちらのフィンは、言わずと知れたマーク・リチャーズの名作フィンとして本当に有名ですよね。ツインスタビの購入を検討してるサーファーさんなら、まずこのMRツインスタビは候補に入ってくるんじゃないでしょうか?
ちなみに、PC(パフォーマンスコア)バージョンも持ってるんですが、なんと言ってもこのネオグラスバージョンの方はコスパが最高です! 私は実質1万円以下でゲットできましたからね! いやー、これは本当にありがたい!
さあ、そんなMRツインスタビなんですけど、実際に私は色々なサーフボード、そして色々な波質で使ってみましたので、その感想を皆さんにお伝えしたいと思います。それとPCバージョンとの比較も織り交ぜて解説します。
マーク・リチャーズってどんな人?
それでは、まずこのフィンの開発者であるマーク・リチャーズについて少し触れておきましょう。ご存じの方も多いと思いますが、彼は単なる伝説的なサーファーというだけじゃなくて、本当に革新的なシェイパーでもあるんです。特にツインフィンの可能性を大きく広げたパイオニアで、彼の設計思想がこのMRツインスタビにも色濃く反映されているんですよ。スピードとコントロール、この二つを両立させようという彼のこだわりが詰まったフィンなんです。
フィンの形状と素材(ネオグラス エコブレンド)について
ネオグラス素材はFCSIIのフィンではおなじみですが、特徴はなんといってもその軽量性とフレックス性です。手に持ってみるとわかるんですけど、すごく軽くて、力を加えると、しなるのがわかります。PCバージョンと比べると、柔らかく見た目もちょっと半透明な感じが特徴的です。
そして、このフィンのテンプレート、つまり形ですが、サイドフィンはかなり幅広で面積が大きいです。これによって波からの推進力をしっかり捉えて、安定感を生み出してくれるんです。そして真ん中にある小さいフィン、これがスタビライザーフィンですね。このスタビライザーがあることで、ツインフィン特有のルースさを適度に抑えてくれて、ターン中の粘りやコントロール性を高めてくれるんです。
形状としては、割とオーソドックスな形で奇抜さはありません。
ミックファニングのMFツイン+1とかアルバムサーフボードのツインスタビと比べても見た目は普通です。ただ結構高さがあってレイクが小さいつまり後ろへの傾きが弱いです。これはピボットなターンを可能にする形状です。

実際に使ってみた感想(実践レビュー)
さあ、いよいよ私が実際に使ってみた感想をお伝えします。
良かった点(メリット)
まずは良い点から!
スピード性能について
テイクオフからすぐにトップスピードに達します。それと、ターンでの伸びもスムーズです。
ネオグラスならではのしなやかさがあり、ターン後半でグッと粘ってくれる感覚があります。しなりを最大限に使って次のセクションへ加速していく感じは、ネオグラスならではの気持ちよさですね。
安定性とコントロール性について
ツインフィンって、ちょっとルースすぎてコントロールが難しいってイメージがある方もいるかもしれませんが、このスタビライザーがあるおかげで、適度な安定感とコントロール性が確保されてるんです。ただ波の変化が激しい時などは、もう少しクイックさが欲しいと思う場面もありました。ただ変に暴れることなく、ラインをしっかり描けて、コントロールはしやすいです。トライフィンしか使ったことがない方でもそこまで違和感なく乗れると思います。
回転性について
面積が大きいから動きが重いのかな?と思いきや、これが意外とクイックに動かせるんですよ。センターのスタビがあるおかげでターンのきっかけは掴みやすいですし、サイドフィンのレイクが小さいため思った以上に小回りが効きます。
どういった波に適しているか
モモから頭くらいまでの波だったら、本当にオールラウンドに使えます。特にネオグラスのフレックス性が活きて、マッシーな波やパワーのない波でもしっかりしなって加速してくれるので、日本のビーチブレイクなんかには最高ですね。
コストパフォーマンス
さっきも言いましたけど、このパフォーマンスでこの価格は本当にお買い得だと思います。 初めてのツインスタビにはもってこいです。
気になった点(デメリット/注意点)
もちろん、気になった点も正直にお話ししておきますね。
ハイパフォーマンス志向の板との相性
極端にハイパフォーマンスなボードだと、このフィンが少し勝ちすぎてしまう、つまりボードの性能をフィンが食ってしまうような感覚になることもありました。そういうボードで使うなら、もう少し硬いフィンの方が良いかもしれません。
掘れた波でのトップでの抜け
掘れた波で鋭いリップアクションをバン!と決めたい場合なんかは、ネオグラスのしなやかさが、一瞬の抜けの速さという点ではPCバージョンに譲るかな、と感じることもありました。これは本当に好みの問題ですけどね。
PCバージョンと比較
よりパンチの効いたターン、瞬間的な反発を求めるなら、やっぱり硬さのあるPCバージョンも選択肢に入ってきます。でも、脚力が弱ってきたオジサーファーでゆったりまったりサーフィンをしたい場合はまずはネオグラスから試すのがおすすめです。
実際に装着したボードでの感想

今回、私がこのMRツインスタビ(ネオグラスバージョン)を実際に装着して乗ってみたボードは、Lostのカリフォルニアツイン、ヘイデンシェイプスのヒプトクリプト、そしてLostのサブドライバー3.0です。それぞれのボードでの感想をお伝えしますね。
Lost カリフォルニアツイン:
MRツインスタビはLostのカリフォルニアツインのために開発されたと言っても過言ではないほど、相性が抜群です! このボードの持つ、速さとドライブ感を最大限に引き出してくれますし、ツインフィンらしいルースさとスタビライザーによるコントロール性のバランスが本当に最高でした。本当にボードにフィットして、カリフォルニアツインのポテンシャルを最大限引き出せると思います。カリフォルニアツイン持ってる方は、絶対に一度は試してほしいですね!
ヘイデンシェイプス ヒプトクリプト
ヒプトクリプトは少しボリュームのあるオールラウンド系のボードです。普段はトライフィンで乗るボードですが、このMRツインスタビを装着することで、ヒプトクリプトの持つ安定感に加えて、より加速感とドライブ感が加わり、特に小波でのパフォーマンスがぐっと向上したように感じます。トライフィンに慣れてる方でも、このフィンで気軽にツインフィンらしい乗り味を楽しめると思いますよ。
Lost サブドライバー3.0
サブドライバー3.0のような、パフォーマンス寄りのボードでも試しましたが、ネオグラスの特性がよく出ました。掘れた波でのトップアクションでは、PCバージョンに比べて粘りがある分、少し重い感じがありました。正直、もっとクイックな動きを求める場合はPCバージョンの方が良いかもしれないです、それでもドライブ感と加速性は健在で、特にフェイスの広い波でのカービングは非常に気持ちよかったです。
オススメのボードと波質
これらの経験から、このMRツインスタビ(ネオグラスバージョン)が特にオススメなのは、モダンツイン、ハイブリッド系といった、比較的浮力のあるボードですね。もちろん、カリフォルニアツインには最高です。
波質としては、膝から頭くらいまでのファンウェーブや、少しマッシーな波、あとはパワーの無い波なんかでも、その加速性を存分に発揮してくれると思います。
こんな人にオススメ!
じゃあ、具体的にどんな人にこのフィンがオススメなのか?まとめると、こんな感じです!
・ツインフィンに挑戦したいけど、ルースすぎるのが不安な方
・普段ショートボードに乗っていて、セカンドボードでツインフィンを楽しみたい方
・すでにツインフィンに乗っているけど、もう少しコントロール性を高めたいな、と感じている方
・何よりコスパの良いフィンを探している方!
・小波での初速の速さを重視する方
そして、Lost カリフォルニアツインをお持ちの皆さん! ぜひ一度このフィンを試してみてください!
まとめ
今回のMRツインスタビ(ネオグラスバージョン)レビュー、いかがでしたでしょうか?
このフィンは、マーク・リチャーズの素晴らしい設計とネオグラスの特性が融合した、本当にコストパフォーマンスに優れた名作フィンだと私は思います。あなたのサーフィンライフに、新たな楽しさや発見をもたらしてくれると思います!
もし購入を検討しているなら、まずはこのネオグラスバージョンから試してみるのはおすすめです! もし気に入ったら、もう少し硬い乗り味が欲しくなれば、PCバージョンも検討してみるのもアリですよ。



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