東京都水道局が、お客さまサービス向上を目的としたAIチャットボット「水滴くん相談室」を東京都水道局のホームページ内に導入しました。水道業界でのAIチャットボットの導入はこれが初だそうです。
凸版印刷株式会社が提供するAIチャットボット「BotFriends(ぼっとふれんず)」の仕組みを活用したものということですが、どんな製品なんでしょうか。
早速東京水道局のホームページにアクセスしてみました。
右下にいる水滴くんをクリックすると、
チャットボットの画面が立ち上がります。
水滴くんに質問してみました。
水道料金について聞いてみたところ、料金に関するページに誘導してくれました。
回答が役に立ったか聞いてくるので、はいと答えておきました。これは後で集計して、回答内容の改善などに利用するのでしょう。
「水がなんだか臭い気がする」っていうのにもちゃんと答えてくれました。
名前を聞いてみましたが、いろんな聞き方で聞いてみたところちゃんと答えてくれました。様々な言葉の言い回しを理解するための自然言語処理の技術を利用しているようですね。
ちょっと気になったのが「すい」といれたら質問の候補が表示されるんだけど、チャットボット画面の後ろ側に隠れてしまってちょっとみにくかったです。MacのChromeがダメなのかな。IEだと大丈夫だったりして。
まだオープンしたばかりだからこれから改善されるかも。
チャットボットの事例はすごく増えてきてますが、各自治体やお国の機関が積極的に導入してくると、その利便性が広く認知されてくるのではないでしょうか。
ホームページにはチャットボットがいるというのが当たり前の時代が、もうそこまできているかもしれませんね。
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